私たちの身体には、心拍や体温のように意思では動かせない働きがたくさんあります。その中で、唯一自分で整えられるのが「呼吸」。ゆっくり息を吸い、少し長めに吐くことを続けると、身体の緊張がふわっとほどけ、心拍が落ち着き、肩の力が抜けていきます。気持ちが急いでしまう日でも、呼吸ひとつで“自分のリズム”に戻れる瞬間があります。

呼吸が整うと、めぐりも整う

呼吸が整うと、血流やめぐりも自然にやわらかく動きはじめ、心と身体のあいだに余白が生まれます。
「なんとなく落ち着く」「気持ちが軽くなる」——そんな変化は、ほんの数回の深呼吸からでも生まれていきます。

おすすめのやり方：4-6〜8呼吸

1. 鼻から4秒ほど、静かに吸う
2. 6〜8秒かけてゆっくり吐く（できる範囲でOK）
3. これを1〜3分、無理のないペースで続ける

緊張しやすいとき、心がざわつくとき、眠りにつきたいときなど、副交感神経に切り替えたい場面でやさしく働いてくれます。

ハーブテントと呼吸は、相性抜群

ハーブテントの中では、温かさと香りが自然と呼吸を深くします。テントに包まれながら、吐く息を長めにし、「いらないものが呼吸にのって外へ出ていく」イメージを。重だるさやモヤモヤがふっと軽くなり、内側のめぐりがすっと整っていく感覚が生まれやすくなります。

こんなときに

• 考えごとが止まらず、頭がずっと動いている
• 肩やお腹に力が入りやすい・眠りにくい
• 気持ちの切り替えがむずかしい・焦りやすい

忙しい毎日の中でも、深呼吸ひとつで自分のペースに戻れます。テントの時間は、心と身体にやさしく戻ってくるための大切なひととき。今日もふっと一息。やさしい呼吸で、自分を大切にする時間を。

※一般的なウェルネス情報です。感じ方には個人差があります。体調や既往歴・服薬がある場合は事前にお知らせください。